早期退職翌日の1日|57歳、決まったのは生き方だけ

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# 早期退職翌日の1日|57歳、決まったのは生き方だけ

早期退職の翌日に何をしていたか、実はあまり語られません。退職の理由や、その後どう変わったかは記事になっても、辞めた次の朝に何をしていたかまでは、なかなか誰も書かないものです。

ユイ

辞めた次の日から、何をすればいいんだろう。朝起きて、まず何をするの?

ユウト

この記事では、57歳の私が早期退職した翌日に、実際に何をしていたかをそのまま書きます。

私は2026年2月28日、16年勤めた会社を早期退職しました。翌日は何か特別なことをしたわけではありません。ただ、いつもと違う朝を迎え、いつもと同じ朝食を食べ、そして一日かけて自分の頭の中を整理しただけです。先に言っておくと、この日に「これから何をやるか」は決まりませんでした。決まったのは、もっと別のことでした。

この記事でわかること
  • 57歳が早期退職した翌日、朝から夜まで実際に何をしていたか
  • 退職手続きを急がなかった理由
  • 「今後どうしたいか」を考えて、決まらなかったこと・決まったこと
目次

早期退職 翌日|57歳の私に起きたこと

結論から言うと、早期退職の翌日に大きな出来事は何も起きませんでした。朝はいつもより早く目が覚めましたが、それ以外は静かな一日でした。会社に行かなくていい平日というだけで、生活のリズムそのものは大きく崩れなかったのです。

退職を決めた経緯そのものは、この記事では詳しく書きません。57歳で早期退職を決めるまでの話は別の記事にまとめているので、そちらを読んでいただければと思います。ここでは、退職を決めたあとの「最初の24時間」だけに絞って書いていきます。

16年勤めた会社を辞めた次の朝、私はいつもと違う時間に目を覚ましました。

早期退職翌日の朝|5時半に目覚めた理由

早期退職の翌日、私はいつもより1時間も早く目が覚めました。会社に行く必要がないのに、なぜか体が早起きモードのままだったのです。

まずは、その朝の体感から振り返ります。

①いつもより1時間早い起床

会社員時代の起床時間は、いつも6時30分でした。ところが早期退職した翌日、私が目を覚ましたのは5時30分でした。スマホのアラームは普段どおり設定していましたが、それが鳴るよりも1時間近く早く目が覚めてしまったのです。

布団の中で最初に浮かんだのは「そうか、今日から仕事に行かなくていいんだ」という一言でした。まだ体は起き上がっておらず、頭の中だけで、その事実をゆっくり確かめていた時間です。

正直に言うと、これは自分でも意外でした。アラームが鳴るより先に、体のほうが目を覚ましてしまったのです。頭で切り替えたつもりでも、体は簡単には切り替わらないようです。

普段の起床時間との差はたった1時間ですが、目が覚めた瞬間の感覚は、休日の朝とはまったく違うものでした。

②小学生が風邪で学校を休んだ感覚

会社員だった16年の間、平日に仕事を休むことはほとんどありませんでした。だからこそ、その日の朝の感覚は、休日というより「小学生の頃、風邪で学校を休んだとき」の感じによく似ていました。

ユイ

それって、リラックスできる感じ? それとも落ち着かない感じ?

ユウト

背徳感があるような半面、休めてうれしいという気持ちもありました。どちらか一方ではなく、両方の感覚が同時にあったんです。

早期退職翌日の午前|朝食とメール、それから書類

朝の違和感を抱えたまま迎えた午前中は、拍子抜けするくらいいつも通りでした。変わったのは食事の内容ではなく、その時間の使い方のほうでした。

まずは、食卓から見ていきます。

①パンとバナナとヨーグルトはいつも通り

朝食は、パンとバナナ、ヨーグルトでした。会社に行っていたころとまったく同じメニューです。

食卓で言葉を交わしたのは妻だけで、それ以外の人と話すことは特にありませんでした。ただ、食後にスマホを開くと、退職した会社の同僚と、お世話になった営業の方からメールが届いていました。

②同僚と営業の方からのメール

同僚からは「お疲れ様」というメールが届きました。お世話になった営業の方からは、3月に食事会をしようという誘いのメールでした。私はひとつずつ返信していきました。

手持ち無沙汰というわけではありませんでした。時間はいくらでも自由に使える状態だったのに、その日はあえて何もしないと決めていたのです。何かを始める前に、まず一日かけて今後どうしたいかを考えようと思っていました。

③書類をそろえただけで急がなかった手続き

退職に伴う各種の手続きも、翌日にやったことといえば必要な書類をそろえただけでした。実際の提出や申請は急ぎませんでした。

「手続きは早く済ませたほうがいい」と思われがちですが、私の場合は書類をそろえた時点でいったん止め、慌てて動きませんでした。

期限がある手続きは別として、少なくとも翌日にすべてを片づける必要はない。そう考えられただけで、気持ちはかなり楽になりました。

早期退職翌日|考えても決まらなかった「今後」

午前中を静かに過ごしたあと、私は改めて「これからどうしたいか」と向き合いました。ここが、この記事でいちばん伝えたい部分です。

この日、はっきりしていたのは何も決まらなかったという事実だけです。ただ、決まらなかったこと自体に、後になって意味があったと感じています。

①メダカも職業訓練も、まだ存在していなかった

今の私は、庭のビオトープでメダカを飼い、職業訓練校のWebデザイン科に通っています。ですが、この退職翌日の時点では、そのどちらも一切登場していません。メダカを飼い始めたのは3月半ば、退職から2週間ほど後のことですし、職業訓練の存在を知ったのは、ハローワークに行ったときが最初でした。

いま振り返れば、メダカに夢中になった経緯は、この日にはまだどこにも見えていませんでした。退職した翌日は、その後の生活を形づくるものが何ひとつない、まっさらな状態だったのです。

では、何もない状態から、いったい何が始まったのか。それが次の話です。

②細かく決めることはできなかった

その日一日かけて考えた結果、私は細かいことを何も決められませんでした。何を仕事にするか、どう収入を得ていくか、具体的な計画は何ひとつ立たなかったのです。

ユイ

お金の不安とか、なかったの? 定年まではまだ3年近くあったんだよね

ユウト

不安がないと言えばうそになります。ただ、何とか生活できればいいなという気持ちのほうが大きかったんです。細かい計算より、まずその一言のほうが自分の中でしっくりきました。

結論として出せたのは、たったひとつでした。「自分のやりたかったこと、学びたかったことをやろう。それで生活していければ良しとしよう」ということだけです。手段も金額も決まっていない、ただの方向性です。でも、この一言だけは、その日のうちにはっきり決まりました。

早期退職翌日のメモ帳|書き出した3つの願い

方向性だけ決まったところで、私はメモ帳を開き、思いついたことをそのまま書き出しました。頭の中を紙に出す作業です。

書き出したのは、次の3つです。

①AIを使いこなして同年代に伝えたい

ひとつ目は、AIを使いこなせるようになりたいということでした。そして、自分だけで使うのではなく、それを同年代の人たちに伝えられるようになりたい。この気持ちを、メモ帳の1行目に書きました。

当時はまだ、どうやって伝えていくかの手段は決まっていませんでした。それでも「使いこなしたい」という気持ちだけは、はっきりしていました。

②Webサイトとプログラミングを学びたい

もうひとつは、Webサイトを構築できるようになりたい、プログラミングを学びたいという一文でした。この時点ではまだ、職業訓練という選択肢はどこにも見えていません。ただ「学びたい」という思いだけをメモに残しました。

この一文が、その後どうなったかは職業訓練校でWebデザイン科を選んだ話に書いています。退職翌日にメモ帳へ走り書きした言葉が、数か月後には毎日通う教室につながっていくとは、この日の私はまだ知りませんでした。

③住んでいる西尾市の発信をしたい

3つ目に書いたのは、自分が住んでいる愛知県西尾市について、ブログやオウンドメディアで発信したいという一文でした。

この3つ目については、まだ形になったとは言えません。AIとWeb・プログラミングの2つは、その後の生活の中で少しずつ実現に近づいていきましたが、西尾市の発信は、メモ帳に書いたままの状態です。やりたいことをすべて同時に進められるわけではない、というのも実際のところです。

早期退職翌日に決まったこと|「生き方の基準」だけ

朝から午前、そしてメモ帳に書き出した3つの願いまでを振り返ったところで、最後にもう一度、その日1日を整理します。

ユイ

結局、その日1日で何が決まったの?

ユウト

決まったのは「生き方の基準」だけでした。やりたいことをやって、それで生活できれば良しとする。この基準だけです。

やることも、稼ぎ方も、何一つ決まっていませんでした。それでも、基準さえ決まっていれば、その後の選択はその基準に沿って考えられると気づいたのが、この日いちばんの収穫でした。

あと3年弱勤めれば定年でした。それでもこの年齢で退職するのは自分らしいと、今でも思っています。

早期退職翌日に関するよくある質問

早期退職の翌日に関するよくある質問をまとめました。

早期退職の翌日は何をすればいいですか

私の場合、翌日に無理に何かを始める必要はありませんでした。朝食を済ませたあと、一日かけて「これからどうしたいか」を考えただけです。結果として細かいことは決まりませんでしたが、それで十分だったと感じています。

退職の手続きはすぐにやるべきですか

私は書類をそろえただけで、提出や申請は急ぎませんでした。期限のある手続きは確認が必要ですが、翌日にすべてを終わらせなければいけないわけではありません。

早期退職に不安はなかったですか

不安がなかったと言えばうそになります。ただ、私の場合は「何とか生活できればいいな」という気持ちのほうが大きく、その気持ちを基準に翌日以降を過ごしていきました。

まとめ|早期退職翌日に答えが出なくていい理由

早期退職の翌日、私が実際にやったことは、いつもより早く起きて、いつも通りの朝食を食べ、メールに返信し、書類をそろえ、そして一日かけて考えることだけでした。今の生活を支えているメダカも職業訓練も、この日はまだどこにも存在していませんでした。

この記事のまとめ

退職翌日にやったこと:早起き、いつも通りの朝食、メール対応、書類の準備、そして一日考えること。
その日決まらなかったこと:具体的に何をして生活していくか。
その日決まったこと:「やりたいことをやって、生活できれば良しとする」という生き方の基準。

この日に何かを決められなかったからといって、焦る必要はありません。翌日に答えが出なくても、基準さえ持てれば、その後の道は少しずつ見えてきます。それが、この一日を振り返って見えてきたことです。

もし今、退職を考えていて「辞めた次の日、何をすればいいのか」が想像できずに立ち止まっているなら、まずはその日一日、何も決めずに過ごしてみることをおすすめします。関連する記事もあわせてどうぞ。

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