定年まであと3年。
私は15年間勤めた会社を退職しました。
転職して収入を増やしたいわけでもありません。
起業して一発当てたいわけでもありません。
ただ、「これからの人生を自分の意思で生きてみたい」と思ったのです。
50代後半を迎えた頃から、こんなことを考えるようになりました。
「このまま定年まで働き、その後は何となく老後を迎えていいのだろうか」
仕事に大きな不満があったわけではありません。
ですが、心のどこかで違和感を抱えながら働いていたのも事実です。
私が勤めていたのは同族経営の中小企業でした。
業務の属人化や非効率な仕事も多く、会社がこれからどこへ向かうのかも見えませんでした。
そんな環境の中で働き続けることに、少しずつ疲れていたのだと思います。
もちろん退職には不安もありました。
私には離婚の経験があります。
社会人の娘と大学生の息子がおり、現在も息子の養育費を支払っています。
収入がなくなる不安がなかったと言えば嘘になります。
退職後に入籍を予定しているパートナーも、本音では定年まで働いてほしかったと思います。
それでも最終的には、
「あなたが決めたことなら応援する」
と言って背中を押してくれました。
その言葉には本当に救われました。
そして私は退職を決断しました。
理由はとてもシンプルです。
残りの人生を、もっと自分の心がワクワクすることに使いたかったのです。
退職した今、もちろん将来への不安はあります。
ですが、それ以上に心が軽くなりました。
毎朝目覚めたときの気持ちが違います。
職業訓練校でWebデザインを学び、AIに触れ、ブログを書き、メダカの世話をする。
そんな日々を送る中で、久しぶりに「新しいことを学ぶ楽しさ」を感じています。
57歳からの再スタート。
遅いと言う人もいるかもしれません。
ですが私はそうは思いません。
人生は何歳からでも変えられる。
少なくとも私は、自分自身でそれを確かめてみたいと思っています。
このブログでは、その挑戦の過程を記録していきます。
もし同じように人生後半の生き方を模索している方がいたら、何か一つでも参考になることがあれば嬉しいです。

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