屋外でメダカとヌマエビを飼育するため、ビオトープ用の容器を探しました。
最終的に選んだのは、メダカ用品ではなく、野菜を育てるためのプランターです。
購入した商品は、安全興業の「AZベジプランターNEO 500型」です。
容量は約28リットルあり、購入当時の価格は500円台でした。
NVボックス、たらい、トロ舟なども検討しましたが、容量、深さ、価格、設置スペースを比較した結果、このプランターがわが家の条件に合っていました。
この記事では、野菜用プランターを選んだ理由と、実際に10個購入して感じたことを紹介します。
ビオトープ容器に求めた条件
今回作りたいのは、底床材、水草、微生物の働きを利用した屋外ビオトープです。
赤玉土や鹿沼土などの底床材を敷き、浮草や水中植物を入れ、メダカとヌマエビを飼育する予定です。
底床材や水草を入れると、実際に入る水の量は容器の表示容量より少なくなります。
そのため、容器の容量は最低でも20リットル以上を条件にしました。
また、今後はメダカの品種や成長段階ごとに容器を分ける可能性があります。
同じ容器を複数そろえれば、見た目が整うだけでなく、水量や水草の量も比較しやすくなります。
そこで、次の条件を基準に容器を探しました。
・容量が20リットル以上あること
・屋外で使用できること
・越冬を考え、ある程度の深さがあること
・複数そろえやすい価格であること
・庭の通路を圧迫しないこと
・夏と冬の対策がしやすいこと
この条件で、NVボックス、たらい、トロ舟、野菜用プランターを比較しました。
NVボックス13は容量が足りなかった
最初に検討したのは、メダカ飼育でよく使われているNVボックス13です。
四角い形なので並べやすく、価格も比較的手頃です。
実際にメダカを飼育している方も多く、採卵用や稚魚用の容器としては使いやすそうでした。
ただ、今回欲しいのは20リットル以上の容器です。
底床材や水草を入れることも考えると、NVボックス13では水量に余裕がないと判断しました。
メダカとヌマエビを一緒に飼育するビオトープとしては、もう少し大きな容器が欲しかったため、候補から外しました。
たらいは容量が魅力的だった
次に検討したのが、丸型のたらいです。
水量を確保しやすく、メダカが泳ぐ面積も広く取れます。
1個だけ設置するなら、かなり有力な候補でした。
ただし、希望する容量のたらいを複数購入すると、予算が大きくなります。
今回は同じ容器をいくつも並べる予定だったため、1個あたりの価格を考えて見送ることにしました。
トロ舟は深さが気になった
トロ舟も有力な候補でした。
もともとはセメントなどを混ぜるための容器ですが、丈夫で容量が大きく、メダカ飼育やビオトープにもよく利用されています。
横に広いため、水草を配置しやすい点も魅力です。
ただ、今回は屋外での越冬も考えています。
浅い容器は外気の影響を受けやすく、水温が変化しやすいのではないかと考えました。
地域や設置環境によって条件は異なりますが、ぼくは容量だけでなく、ある程度の深さも重視したいと考えました。
検討したトロ舟は希望より浅かったため、今回は候補から外しました。
動画で見つけた野菜用プランター
容器を探しているとき、野菜用プランターをメダカの飼育容器として使っている動画を見つけました。
最初は、プランターを水槽代わりに使う発想がありませんでした。
ただ、野菜用プランターは、もともと雨や日光が当たる屋外で使う商品です。
屋外ビオトープとの相性は悪くなさそうです。
そこで見つけたのが、安全興業の「AZベジプランターNEO 500型」でした。
容量は約28リットルあり、希望していた20リットル以上という条件を満たしています。
購入を検討した当時は500円台で販売されており、店舗によっては500円を下回る価格で見かけることもありました。
複数そろえる予定だったため、この価格は大きな魅力でした。
価格や在庫は販売店や時期によって変わるため、購入前に確認してください。

排水穴は1か所だけだった
プランターを飼育容器として使ううえで、最も気になったのは排水穴です。
植物用のプランターには、余分な水を外に出すための穴があります。
そのまま水を入れると、当然ながら飼育水が漏れてしまいます。
今回購入したプランターは、排水穴が1か所だけで、付属のキャップも付いていました。
穴が複数ある商品より、防水処理はしやすそうです。
キャップを取り付けたうえで、水槽や池に使用できるシリコンなどを使い、防水する予定です。
シリコンを使用する場合は、防カビ剤など、生き物に影響する可能性のある成分が含まれていないか確認する必要があります。
防水処理後は十分に乾燥させ、数日間水を張って、水漏れがないことを確認してから生き物を入れます。

園芸用ポールを使えるのが便利
野菜用プランターを選んだ理由のひとつが、園芸用の支柱やポールを立てられる構造です。
夏はポールに遮光ネットを張り、強い日差しによる水温上昇を抑えられます。
冬は透明なビニールをかぶせ、簡易的な保温設備として使うことも考えています。
容器とは別に大きな枠を作らなくても、季節対策ができるのは便利です。
ただし、冬にビニールを使う場合は、完全に密閉しないようにします。
日中の温度上昇、蒸れ、酸欠にも注意が必要です。
夏の遮光についても、容器を一日中暗くするのではなく、水温や日照時間を確認しながら調整します。
送料が無料になるように10個購入
購入したネットショップでは、合計5,000円以上で送料が無料になりました。
今後、飼育容器を増やす予定もあったため、今回は10個まとめて購入しました。
10個購入するかどうかは少し迷いました。
ただ、後から同じ商品を買い足そうとすると、値上がりや販売終了の可能性があります。
庭の設置スペースを測ったところ、10個を横一列に並べられそうだったため、まとめてそろえることにしました。
実物は想像よりしっかりしていた
商品が届いて最初に感じたのは、想像していたよりも作りがしっかりしていることでした。
価格が手頃だったため、薄くて柔らかい素材を想像していました。
実物に水を入れてみると、側面が大きく広がったり、底が不安定になったりする様子はありませんでした。
水を入れた状態で大きく変形しないことは、飼育容器として使ううえで安心材料になります。
長期間、屋外で水を入れ続けた場合の耐久性は、これから確認する必要があります。
それでも、購入直後の印象としては十分な強度があり、価格を考えると満足できる商品でした。

縦長の形が庭に置きやすかった
このプランターは、横に広がりすぎない長方形の形をしています。
わが家の庭では、丸いたらいや横幅のあるトロ舟を複数並べると、通路を圧迫する可能性がありました。
このプランターなら、限られたスペースにも並べやすそうです。
同じ容器を横一列に設置すれば、見た目も整います。
今後は容器ごとにメダカの品種を分けたり、底床材や水草の組み合わせを変えたりして、成長や水質の違いを比較してみたいと考えています。
メダカの容器は容量だけで選ばない
今回の容器選びで分かったのは、単純に容量が大きければよいわけではないことです。
屋外ビオトープの容器を選ぶときは、次の点も確認する必要があります。
・実際に入れられる水量
・容器の深さ
・設置スペース
・水を入れたときの強度
・排水穴の位置と数
・夏の遮光のしやすさ
・冬の防寒対策のしやすさ
・複数購入するときの総額
底床材や水草を入れると、水量は表示容量より少なくなります。
予定より少し大きめの容器を選んだほうが、飼育環境に余裕を持たせやすいです。
また、28リットルの水だけでも、重量は約28キログラムになります。
底床材や水草を加えると、さらに重くなります。
設置後の移動は難しいため、地面の傾きや強度を確認し、安定した場所に置くことが大切です。

まとめ
メダカとヌマエビを飼育する屋外ビオトープのために、NVボックス13、たらい、トロ舟などを比較しました。
NVボックス13は希望より容量が少なく、たらいは複数購入すると予算が大きくなりました。
トロ舟は価格と容量のバランスが魅力でしたが、今回は越冬を考えて深さを優先しました。
その結果、選んだのが、安全興業の「AZベジプランターNEO 500型」です。
約28リットルの容量があり、購入当時は500円台でした。
排水穴が1か所でキャップが付属しており、園芸用ポールを使った遮光や防寒もできます。
実際に届いた商品は、水を入れても大きく変形せず、想像よりもしっかりしていました。
次は排水穴の防水処理を行い、底床材と水草を入れて、ビオトープを立ち上げます。
屋外メダカ飼育の容器を探している方は、専用品だけでなく、園芸用品も候補に入れてみてください。
自分の庭、予算、飼育方法に合う容器を選びましょう。

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